こどもを産むのがこわい
こどもを産むのがこわい。
親になるのがこわい。
人の親になるなんて、
どんな立派な人ならできるのか。。
「大丈夫だよ。世の中みんな完璧じゃなくても親になるんだよ。」
「心配しすぎだよ〜。」
なんて言われるけれど。。
いや、こどもですよ。
赤ちゃんですよ。
0ベースの人類が誕生するのですよ。
自分の一挙手一投足が、全てその人の人生に反映されていくのですよ。。
笑顔で「そうよね〜」なんてかわしつつ、心の奥でわたしは、
「みんな本当に、自分ごととして考えての本音なの?」なんて思ってる。
4年ちょっと付き合っている彼と、結婚・ライフプランについて話す最近。
「結婚=法律上の契約」そのものに何の意味も無いと思っている彼。
(といっても、結婚断固拒否とかではなく、むしろいつでもOK。なんなら今日でも。みたいな人。)
そんな彼にとって、結婚する理由は「こども」。
子供を作るなら結婚は必要でしょう。とのこと。
私も、(細かい違いはあれど)彼の結婚観に大きく反対はなく。
これまでになくリアルに見えてきた、
自分的理想の母親イメージとその後のライフプランに、
恐れもリアリティを増してきているという訳です。
結婚も出産もする、ということは決めているのだけど、
いま、自分がどんな時代にいるのかをきちんと理解してからにしたい。
広く全体を知った上で、
どんなライフプランで、
どんな教育をするのが良いのか、
ある程度のメリットもデメリットも知った上で選択したい。
贅沢かもしれないけど、これが本音。
ただ、正直な話、ロールモデルを作るのが至難の技。
産んでない人の話は違うし、
結婚してない人の話でも無い。
かといって、
もう「産まない」「まだ産まない」という選択肢を持たなくなった、
産んだ人にデメリットは聞き辛いし、結婚についても同じ。
母親世代とは違い、「ステレオタイプ」がなんなのかすら、
定義し直す必要が出てきているこの時代。
「自由」の中で「真の自由」を手にするために、
私たちはいま、どう生きるべきか。
誰かの人生ではなく、
今日、いま、目の前に広がる自分の人生に、どう歩みを進めるか。
自己啓発本やSNSの影響で思いついただけの「理想のワタシ」ではなく、
人生でここだけは譲れない。と、抱きしめた人生の実現に向け、
私たちは今、何を学ぶべきか。
選択の答えはない。作るしかない。
でも、きっと、学ぶことはできる。
明日のわたしのために。