あの時

映画を好きになって、好きで好きでたまらなくなって、映画部を始めた。

 

色んなイベントを運営する中で、色んな人と出会った。

 

色んな方法で映画のことをやっている団体や人がたくさんいることを知った。

 

みんなすごく素敵な活動をしている。

 

優秀で有能な方がたくさんいる。

 

そんな中で自分が活動する意味はなんだろうか。

 

自分なんて、結局なんにも出来ないんじゃないか。

 

「映画好き」じゃない人にも、映画文化を楽しんでもらう場を作りたい。なんて言ってるけど、世界を知るほどに、理想と現実はかけ離れていく。

 

特異能力なんてなんにもない。

 

無力感を感じるし、最近とっても自信がなくなっている。

 

でも、きっと諦められないんだろうとも思う。

 

きっと何かしたくて、変えたくて、理想に追いつかないからモヤモヤする。

 

 

 

3年後、5年後、これを読んで「あの時踏ん張って良かった」と思いたい。 

 

 

イメージメモ

映画体験つくりたい

 

人とのコミュニケーションを楽しみたい

 

子供たちに映画を観せたい

 

学生にはイベントに特に気軽に参加してほしい

 

著名人の映画論をまとめたコラムやりたい

 

映画の歴史を知れる空間をつくりたい

 

名画座やりたい

 

 

こどもを産むのがこわい

こどもを産むのがこわい。

親になるのがこわい。

 

人の親になるなんて、

どんな立派な人ならできるのか。。

 

 

「大丈夫だよ。世の中みんな完璧じゃなくても親になるんだよ。」

「心配しすぎだよ〜。」

 

 

なんて言われるけれど。。

 

いや、こどもですよ。

赤ちゃんですよ。

0ベースの人類が誕生するのですよ。

自分の一挙手一投足が、全てその人の人生に反映されていくのですよ。。

 

笑顔で「そうよね〜」なんてかわしつつ、心の奥でわたしは、

「みんな本当に、自分ごととして考えての本音なの?」なんて思ってる。

 

 

 

4年ちょっと付き合っている彼と、結婚・ライフプランについて話す最近。

「結婚=法律上の契約」そのものに何の意味も無いと思っている彼。

(といっても、結婚断固拒否とかではなく、むしろいつでもOK。なんなら今日でも。みたいな人。)

 

そんな彼にとって、結婚する理由は「こども」。

子供を作るなら結婚は必要でしょう。とのこと。

 

私も、(細かい違いはあれど)彼の結婚観に大きく反対はなく。

 

これまでになくリアルに見えてきた、

自分的理想の母親イメージとその後のライフプランに、

恐れもリアリティを増してきているという訳です。

 

 

 

結婚も出産もする、ということは決めているのだけど、

いま、自分がどんな時代にいるのかをきちんと理解してからにしたい。

 

広く全体を知った上で、

どんなライフプランで、

どんな教育をするのが良いのか、

ある程度のメリットもデメリットも知った上で選択したい。

 

贅沢かもしれないけど、これが本音。

ただ、正直な話、ロールモデルを作るのが至難の技。

 

産んでない人の話は違うし、

結婚してない人の話でも無い。

 

かといって、

もう「産まない」「まだ産まない」という選択肢を持たなくなった、

産んだ人にデメリットは聞き辛いし、結婚についても同じ。

 

 

 

母親世代とは違い、「ステレオタイプ」がなんなのかすら、

定義し直す必要が出てきているこの時代。

 

「自由」の中で「真の自由」を手にするために、

私たちはいま、どう生きるべきか。

 

誰かの人生ではなく、

今日、いま、目の前に広がる自分の人生に、どう歩みを進めるか。

 

自己啓発本SNSの影響で思いついただけの「理想のワタシ」ではなく、

人生でここだけは譲れない。と、抱きしめた人生の実現に向け、

私たちは今、何を学ぶべきか。

 

選択の答えはない。作るしかない。

でも、きっと、学ぶことはできる。

 

明日のわたしのために。

玄人の真似事

お友達が出るトークショーへ行ってきた。

 

元々、前職の先輩で、

共に遅咲きでカルチャーに足を突っ込んだ仲間。

最近、どうやら色々と悩んでいた彼女。

 

吹っ切れたのか、乗り越えたのか、

持ち前のトーク力に、全体を見回す力が加わって、

芯のようなものが見えた1時間半。

 

 

わたしもイベント出演で、反省することも多くて、

今後にモヤモヤしてた最近。

 

解決!したわけじゃないけれど、

満席の会場でいつの間にかMCの役回りを奪い、

会場を笑わせる先輩の姿に、

共に鍛えてきた、私たちの武器を思いだした。

 

「なーに玄人の真似事して落ち込んじゃってるの。

そもそも君の強みはそこじゃないじゃない。」

って、背中叩かれた気がした。

 

 

いつだって刺激をくれるライバルがいるのは、

本当にありがたいことです。

 

話したいことが山盛り。

久しぶりに飲みに行こう。

鍛錬が足りんのだよ

エンタメ・アート界を覗き始めて半年ちょっと。

丁度良い年齢と、惜しみなく撒き散らす愛嬌だけを武器に、

まあまあ駆けてきて。

それが実った8月。

 

 

この微々たる人生経験では、到底足りぬアウトプットの機会を豊富にいただき、

人前、人前、人前。

反省して、頑張って、自分を知って。

 

特に近くで応援してくれる人には沢山迷惑かけつつ、挑んだ8月。

そんな1ヶ月が終わった今、残った感情は一つ。

 

 

悔しい。

 

 

誰のせいでもない、勉強してこなかった自分のことを、

人生でこんなに悔いることがあるのか、と思う。

 

足りなかった準備も

密度が足りない企画も

相手にされないコミュニケーションも

空回りしたプレゼンも

 

全部が力不足。

 

仲間の力を借りて、やりきったプレゼンもあったけど、

圧倒的に博識で明快で誠実な大先輩の姿を前に、

膝から崩れ落ちる無力感を感じた。

 

悔しい。悔しい。悔しい。

 

好きだけで、情熱だけでこれるのは、きっとこの辺りまで。

きっとやる前から少しはわかってた。

やってみないと、失敗しないと、わからないポンコツだから、

いつかきっと来る当然のシチュエーション。

それでも、やっぱり。

 

 

 

それでも、それでもやっぱり諦めたくない。

見えてしまった無力さに、自分がやってることの存在意義を問うたり、

方向性見えなくなっちゃってるのは正直なところだけど。

 

でも、まだ始まってもない何かを、見つけて、積み上げていくしかない。

学ぶ。学ぶ。学ぶ。

やってこなかったことに向き合う。

 

彼ら、彼女らには無い、私の武器はひっそり携えたまま、

グッと奥歯を噛み締めて。

くそう。やったるわ。